atre Project - アトレ浦和開業プロジェクト

地域に愛される憩いの場へ アトレ浦和開業プロジェクト

2015年11月25日、埼玉県初となるアトレ浦和が開業。当日、たくさんのお客様が行列をつくり、埼玉大学の学生が奏でるファンファーレとともに幕が上がった。あれから1年。「アトレができてよかった」「いつも時計の広場を使わせてもらっている」そんな声も舞い込むようになったアトレ浦和。「日々を彩り、和を育む」をコンセプトに掲げ、”地域密着のアトレ”をミッションに奔走した運営チーム。なぜ地域に愛される憩いの場となれたのか。その立役者であるおふたりのもとを訪問。開業までの道のりを振り返ってもらった。

Creators プロジェクトに関わった人たち

YUKO YAMADA
山田 祐子 プロジェクトマネージャー。アトレ浦和開発計画の初期から開業、現在に至る運営の責任者。1999年入社
Ayumi Masuda
増田 亜由美 プロジェクトメンバー。開業に向けたショップ運営計画やプロモーション立案を担当。2008年入社
STEP1 Planning 企画する
浦和とはどんな街なのか。どんな人が暮らしているのか。

山田

増田さん、おつかれさま。

増田

おつかれさまです。毎日顔をあわせているものの、「アトレ浦和」について改めて振り返るのは初めてかもしれないですね(笑)

山田

夢中の1年だったものね。

増田

準備室からだと構想2年ですからね。今日は開業1周年を無事迎えた「アトレ浦和」ができるまでを振り返れたらなと思っています。

山田

社内の開発部門と運営部門が手を取り合っていた、チームワークの良いプロジェクトだったね。

増田

まず始めに、どんな風に「アトレ浦和」開業にむけたプロジェクトは立ち上がったのでしょうか。

山田

もともとは本社内の開発部門で浦和店をイメージした、新しい商業施設のコンセプトが事前に決まっていました。それをどうやってサービス面、運営面でカタチにするのかを検討してほしいということで、私が本社内の運営部門に着任しました。この時点で決まっていたのは大まかな開業日と、コンセプト。

増田

コンセプトは「日々を彩り、和を育む」ですね。

山田

そうそう。日常を豊かにする“彩り”がある施設であること。地域に愛され、“人の和”が広がる場所であること。そのふたつを体現するために、アトレ初出店となる埼玉県の「浦和」という街に一体なにが必要なのか、カタチはまだなにもないから、まずはこの言葉の解釈から考え始めました。

増田

社内だけでなく、広告や広報物、BGM音楽や画像制作をお願いする協力会社さんも含めて何度かディスカッションしましたよね。

山田

そもそも浦和とはどんな街なのか、どんな人が暮らしているのか…作り手である私たちに共通したイメージがなければ、協力会社さんにもお客様にも伝わらない。

増田

私も浦和のイメージをつかむために、自分で街を歩いたりしました。

山田

広告のデザイナーやカメラマン、ミュージシャンといったパートナー会社さんも散歩したり買い物したりしてイメージを固めてくれたんだよね。「文教地区だから質の良いものを好む方が多いんじゃないか」「ゆったりとした街づくりだから3世代で暮らしているような家族がたくさんいるんじゃないか」データには現れにくい”街の雰囲気”を切り取るために議論を重ねながら、ターゲットのイメージを具体化していきました。

増田

社外の人も含めてこういったコンセプトを深めていく機会って、他店ではなかなか聞きませんよね。

山田

今回が初めての挑戦だったのかもしれないね。 今回のテーマには“和を育む”ということもあったから、お客様だけでなく私たちサービス側にも“人の和”を広げたいなと。みんなが想いを共有してアイデアを出すことで、社内以外の情報を取り入れることにより、大きなエネルギーが生み出され、予想をはるかに超えたアトレになると考えたわけ。

増田

それは私も肌で感じました。今回はテナント様との打合せや研修などを担当させてもらいましたが、説明会には約30テナント、1000名もの方が積極的に参加してくださって。みんなのこの街を良くしよう、地元を盛り上げようという熱気には驚かされましたし、その反面、街のみんなの期待を背負っていると思うと失敗はできないなって。

山田

アトレが埼玉県に出店するのは今回が初めて。お客様の期待も大きいし、テナント様の期待も大きかったよね。ある種、これだけの膨大なエネルギーをひとつにまとめることができたのも、コンセプトの理解を深めていたからかもしれない。みんなでひとつのゴールを共有し、目指す。まず立ち上げの部分で、その旗印をしっかりとつくれたことが大きな成功要因になったと思う。